皆様へ
当店は9月7日(土)より11月いっぱいまで都合により休業をいたします。
しかし、「都合により」というだけでは、お客様にご不安を抱かせてしまうと思いましたので、乱文で申し訳ありませんが、少々休業理由につきましてご説明申し上げます。
都合と申しましても、「健康上の理由」となります。
8月の末の定休日のある日、マスターは大変暑い中、伸びきった雑草を刈り取る作業をしておりました。突然左の肩に大きな虫が止まったように見えたので、びっくりして払いのけたのですが、そこにはなにもおらず。不思議に思っておりましたが、作業を終えシャワーに入ろうとしたとき風呂場の白い壁に無数の虫が飛んでいるように見えました。もちろんそれらは虫ではなく、マスターの目の問題でした。飛蚊症でした。
眼科に行かなければ・・・と思っても定休日は土日。眼科は休診日なので平日まで我慢をしました。飛蚊症発症から三日目、右目の目頭の方から真っ黒い影が現れ、眼科を受診するころには、右目の視界はほぼ真っ暗になっていました。
診察の結果は「網膜剥離症」。眼球の奥にある光を感じ取る網膜が眼球からはがれてしまう病気でした。強い近視の人にはよくある病気だそうですが、こんなに急激に悪化するのですね。恐ろしい病気です。そして緊急手術をしないと失明するとのこと。そのまま入院することになりました。
入院中は、ずっと24時間うつ伏せの姿勢を2週間続けなければならないという大変な日々を送りました。
この間、ママの方はマスターの入院に関わる手続きや、ご予約いただいたお客様へのキャンセルの連絡、食材の処分等々、大変多忙で大変な日々を過ごしました。
そしてマスターが退院を迎える21日の前日、今度はママが緊急入院と緊急手術となりました。マスターが負担をかけたせいで、腸炎を患ってしまったのです。
21日、マスターは退院するとまっすぐママの病院へ向かい、集中治療室で手術が終わって麻酔のきいたぼんやりしたママと少しだけ話をしました。
今のところ、まだママの入院期間は明確ではありませんが、退院してもすぐにこれまでのようにお店を切り盛りできそうにはないことが明確でした。元気な顔でお客様にお目にかかるためには、10月11月を休む必要があると考えました。
二人とも元気に快癒しましたら、お客様に素敵なクリスマスをお過ごしいただくのが今の私たちにできることだと思います。
乱文で大雑把な文章で大変申し訳ありませんが、以上のことから臨時休業としております。皆様もどうぞいろいろな場面で忙しく大変なこともおありかと思いますが、健康が一番大切です。どうぞご自愛ください。また、当店休業につきましてなにとぞご理解くださいますよう重ねてお願い申し上げます。
カフェ谷地坂 店主
7月11日早朝、午前4時。
まだぐっすり眠っている店主のほっぺたを、暖かくてざらざらした舌がぺろぺろと音を立てながら何度も何度も舐めまわす。
そう、これは頬にあたるちー子の舌の感触なのです。
うっすらと目を開けてみると、すぐ目の前にきらきら光る黒い大きな瞳が迫る。
そう、これはちー子の瞳。店主の目を覗き込んで「パパ、早く起きて」アピールをするのです。
店主の顔をぺろぺろなめて、目を開けないかじーっと見つめる。
何度かやっても店主が目を開けないときは、店主の胸の上に飛び乗ったり、しっぽで顔をくすぐったりする。「こらー!早くおきろー!」と言わんばかりに。
そう、それが今までの日常だったのです。
「ちー子。戻ってきたんだね。」
朝っぱらからうざったいと思ったこともあったこの朝の風景が、なんて温かいんだろうとこんなに感じたことはない。2度とこの朝の日常が戻らないかもしれないという不安があったから、なおさら大切さを感じる。
逃げようとするちー子を捕まえて布団の中に引っ張り込み、ぎゅっと抱きしめながらあらためてそう思ったのでした。
今、店主は、本当に多くの皆様がちー子を心配してくださったことに、心からの感謝を申し上げたいと思い、筆不精なこのブログを更新しております。
思えば、本当に多くの方々にお世話になりました。
いくつものグループになって遅くまで店舗周辺を探してくださった方々。
わざわざ遠くまでお運びくださって、ちー子によく似た猫がいると情報をくださった方々。
飼い猫がいなくなった時のとるべき行動を教えてくださった猫飼いのベテランの方々。
快くちー子を探すチラシを受け取り「早く帰ってくるといいですね。」と励ましてくださった方々。
「遺失物届をすると、もし保護されたときに飼い主に戻るよ」と教えてくださった方々。
そして、SNSを通じて見舞ってくださったり、情報を拡散を呼び掛けてくださったり、それに応えてちー子探しにお力を貸してくださった本当に多くの方々。
こんなにも多くの方々が、ちー子のためにお力を貸してくださり、親身になって探してくださったことに改めて心から感謝を申し上げたいです。本当に本当にありがとうございました。
実は、今回のこの一連のできごとの中で、店主は「あきらめなくてよかった。本当に支えていただいた。」と、そう心から思えた場面がありました。それもひとえに皆様の支えのお陰。
店主を支えてくれたのは多くの皆様から頂いた数々の言葉でした。
それは、ちー子が帰ってきた日の夜のことです。
ちー子がいなくなった翌日、7月10日(水)午後7時過ぎ。
家内と一緒に車で出かけ、ちー子を探してほしいというチラシをあちこちに配って帰宅したときのことです。
その時は家内が車を運転しており、私は助手席に乗っていました。
店舗前で車をバックさせ駐車場に入れようとした時。すっかり日が暮れた薄暗がりの中、駐車場の真ん中に黒い猫が座っているのを車の窓越しに発見したのです。
「あれ?黒猫だ。ちー子じゃないよな?」
店舗周辺は、自分たちだけでなく、多くの皆さんが昼間にくまなく捜索してくださった場所。
家内も私もこの辺にちー子がいるなんて、実は微塵も思っていないのです。
「ちー子なわけない。よく似た野良の黒猫はこのあたりにたくさんいるでしょ#」
半べそ状態の家内は、半ばあきらめムードの中いらいらして店主にこう言い、車のバックを続けたのです。そこに座っていた黒猫は、バックしてくる車に驚いてさっと家の裏へと逃げてしまいました。
その走り去る姿は、どこかちー子に似ているように店主の目には映りました。
逃げた先は崖っぷちに立つ店主の実家裏。
「いいから車を止めて。ちー子かどうか確かめてくる。」
そう言って、店主は車を降り黒猫が逃げ去った方向を探し始めました。
照明のない真っ暗な裏通路は10mほど。その中を店主は中腰になって「ちー子、ちー子」と呼びながら進みました。
やがて何の音さたもないまま、突き当りに差し掛かる。
左は崖で猫とはいえ、真っ暗ななか危険な崖を降りるのは至難の業。
突き当たる前方は隣家の土留めと高い柵がある。これも暗い中、乗り越えるのはかなり難しい。
右へは物置がある家の裏庭へ出る。すると、黒猫が逃げたとすれば右方向。
突き当たったところで声を大きくして、何度か「ちー子~」と呼ぶも、音さたなし。
「やっぱりちー子じゃなかったのか…」とあきらめかかったが、裏庭までは探してみようと思いなおし、昼間に何度も捜索した裏庭へ。
いくつもの蜘蛛の巣に引っ掛かりながら、物置のある裏庭へ到着。
何度かちー子の名前を呼んでみたが、やはり音さたはない。
「しょうがない。この辺りにちー子がいるはずがない。昼間何度も探したもんな。奥さんの言うとおりだったな。」
そう思った時、ずっと遠くから「にゃお」というかすかな鳴き声が聞こえたような気がした。
そのあとは、し~~~~ん・・・。
「多分気のせい。私は耳があまりよくないから、空耳なんだろうな。」
子供のころに中耳炎を何度も患って、左耳の聴力が弱い店主。か細い猫の声が聞こえたことに自信が持てなかった。
でも、その時思いだした。
そういえば昼間に周辺を探してくださった猫飼いベテランの奥さんが、「外が不慣れな猫は、外へ出ると、その恐怖から家の物置の下に隠れることが多いんです。」そう教えてくださった。
ハンドルネーム「あずき」さんからは、「周辺にいる野良ネコたちに、おやつをあげながら『ちー子を知っていたら、うちに帰ってくるよう伝えてね。』と言えば、不思議と帰ってくることが多いんですって。」という神秘的な情報を頂いていた。(藁にもすがる思いの店主は、地域野良ネコとの兼ね合いに気づき、それも昼の間のうちに実行していた。)
そしてさらに、昼間にもちー子を捜索してくださっていた猫飼いベテランの方から、「この辺りにはたくさんの野良猫がいてなわばりを張っているから、新顔の猫(ちー子)はすぐに排斥されてしまうよ。ケガする前に一刻も早く保護しないと。」との情報をいただいていた。
つまりちー子は、私に見つけてもらえなければ、家に帰ることもできずやがて地域ののらちゃんたちにこの周辺から追い出されてしまうということ。・・・まして体の小さい子猫みたいなちー子。爪だって美容室で切っているから武器すら持っていない。けんかの経験だってない。この周囲にはいられなくなるのは明白。ここで私があきらめたら・・・・そう考えるとぞっとしたのだった。
「もしかして、さっきの猫がちー子だったら、ここであきらめたらもう会えなくなるかもしれない。ちー子でなかったとしてもはっきりと確かめたい。」そう思えた。
そういうたくさんの支えを礎に、店主は気を取り直し、真っ暗い物置小屋の縁の下に向かって、「ちー子」と何度も呼びかけた。
「ちー子」・・・・にゃお
「ちーこ!」・・・にゃ~お
やっぱり聞こえる猫の声!
しかもずっと遠くに聞こえていた声が、大きくなって次第に近づいてくる!
でも、なんだかちー子より野太い鳴き声に聞こえる。
「違う猫だってかまわない。さっき駐車場にいた猫がちー子ではなかったのなら、そうだと確認したい。やるだけやってみる」そう思いながら呼び続けた。
店主の呼び声に反応して、猫の鳴き声が少しずつさらに近づいてくる。
もうすぐそこにいる。
そして・・・縁の下から尖った黒い二つの耳と頭が見えた。
続いて暗がりに光る黄色い目。真っ黒い大きな瞳!!
そうこの目だ!見慣れたこの瞳!
毎朝、店主の顔をなめては、店主の目前3cmくらい近くにまでくっついて覗き込むあの目!
目を見てすぐに分かった。
「ちー子だあ!!!!」
ちー子も店主を見て、安心したように縁の下から出て寄ってきた。
ちー子を抱き上げてしっかりと抱き締めると、店主は真っ暗い中を一目散に家内がいる駐車場へ。
「ちー子だ!ちー子がいたよ!」
家内に呼びかけると、信じられないという表情の家内が呆然と駐車場に突っ立っていた。
ちー子を家内に渡すと、家内はちー子をしっかりと抱きしめしゃがみ込んでおいおいと泣き始めた。「よかった!よかった!」とぼろぼろと大粒の涙を流してちー子を抱きしめていた。
いつもなら嫌がって、家内が抱っこしようとしても逃げ出すちー子なのに、この日は抱きしめられたまま逃げようとはしなかった。
家に入ると、すぐにちー子はトイレへ。
これも、猫飼いのベテランさんが教えてくれた。「猫は、環境が変わるとトイレを我慢するから家に入るとすぐにトイレへ行くはずだよ。」と。まさにその通りでした。
こうして、Café谷地坂に日常が戻りました。
多くの方々にお世話になり、多くのことを教えていただきました。
そして、ちー子だけでなく店主まで支えていただきました。
言葉では言い表せないくらい、感謝の気持ちでいっぱいです。
「お前、二晩もどこに泊まっていたんだよ#心配するじゃねーか。ホント、あの時、裏庭で探すのをあきらめなくてよかったよ。」そう言いながら、店主はちー子の目を覗き込む。
いつもと変わらぬちー子のポーカーフェイス。でも、ゆっくりとまばたきを返してくれた。
猫のそういうまばたきは、自分に敵意がないことや安心していることを伝えるサインだそうだ。
これも猫を飼っている方から教えていただいたことです。
悲しみ・・・ちー子に会いたい・・・
ちー子は8年前の7月。とある小学校の建物近くでカラスに襲われているところを、たまたま通りかかった店長が保護した野良の子猫。それ以来外の世界を怖がり、一歩も出たことのない箱入りの猫・・・。
だから外の世界は本当に8年ぶり。
もこもこに伸びる長い毛はすぐに毛玉になるため、2,3か月に一度の美容室は欠かせない。食べるものもキャットフード以外与えていないので、ほかのものは食べようとしない
うっかり外に出てしまったとしたら、いまごろどうしているんだろう・・・。迷子になって泣いているんじゃないだろうか・・・
食べるものを手に入れられず、泥だらけになってがりがりに痩せて・・・かつての姿と重なるそんなちー子の姿を想像したくない。早く戻ってきてほしい・・・
ちー子に会いたい。
いつもは・・・お店が終わると、仕事が終わってテレビを見ている店長の膝の上に乗っかってぐっすり。いつもそう。
あったかくて心地よい重さが、店長までも眠気を誘う本当に穏やかな時間。
いっしょにぐっすり寝込んじゃって、朝方までそうやっていたこともあったね。
毎晩店長の布団に入り込んですやすや。安心しきって寝ている姿がいとおしい。
朝は早くて、店長の顔を覗き込みながら「早く起きて~」とアピール。
ほっぺたをぺろぺろなめて、店長を起こそうとすることも日常だった。
夕食のために、自動給餌期から「ががーーー」という音とともにむなしくちー子のごはんが出てくる。
いつもならその音を聞きつけたちー子は、何をさておいてもすっ飛んで食べに行っていた。
自動給餌期は、お店で忙しい私たちがせめてちー子がおなかをすかせてはかわいそうだと、数年前に買ってあげたもの。
今日は、それを無心に食べる可愛い姿は見られない。
いつまでこれが続くんだろう・・・いつまでこうなんだろう。
またちー子に会えるんだろうか・・・・
不安が渦巻く、悲しい夜を迎えました。
だれか・・・だれか、お願いです。
ちー子らしい猫がいたら、教えてください。
なんだか、お店を続ける元気すらなくなってきた店長と奥さんなのです。
今年の営業開始から2か月
冬休みを終えて、まだ雪の残る3月2日。営業を再開しました。
春限定の「手巻き寿司ランチ」と「谷地坂ランチ春メニュー」をメニューに加え、今年もお客様からご好評をいただいております。
積雪のためとはいえ冬休みの2か月からの明けは、仕事のリズムが崩れてしまい、なかなか元に戻すのも難しいものですね。
2か月がたった今、ようやくペースを取り戻した感があります。
気が付けばもう春。
「写真集」に掲載した函館公園付近の景観は、当店から見ても本当に美しいものです。
是非、お花見のおついでに当店をご利用いただければと思います。
この2か月間に、地方紙や観光情報雑誌の各社から取材をしていただけるとのご連絡をいただきました。取材後、各誌に掲載された記事をご覧になった多くのお客様からご予約やお問い合わせをいただいております。皆様には、2か月間も休んでいた当店をごひいきにしていただいたことに、心から感謝申し上げます。
この2か月間、いろいろなお客様においでいただき、店主としても心に残る嬉しい思い出がたくさんできました。
優しいご家族に囲まれて、幸せなお誕生日の会場に当店をお選びくださったお客様。
遠くからいらしたご家族ご親族やご友人のおもてなしに、当店をお選びくださったお客様。
とてもよくしつけられたご家族(ワンちゃん)を同伴され、ランチをお召し上がりになりながらワンちゃんに優しく話しかけられ、ゆっくりとお過ごしになったお若い女性のお客様。
Café谷地坂は、お客様の豊かで穏やかなお時間を過ごしていただく場所でありたい。
あらためてそんなことを店長自身が噛みしめながら、多少お待たせすることを心中お詫びしつつ、これからも素敵で穏やかなお時間をお過ごしにおいでいただきたいなぁと心から思うのでした。
ペット同伴可を考える・・・
地震による物流の影響もほとんどなくなり、当店はいつもの日常が当たり前に続いています。
被災された方々、本当に大変な毎日を送られていることと思います。これから寒い時期を迎えます。どうぞお体をご自愛ください。いつも応援させていただいております。
最近、ペットを同伴されるお客様が増えてまいりました。
飲食店は衛生上の問題や、他のお客様への影響を考え、ペットの同伴をお断りしているお店も多いと聞いています。
当店は、昨年9月にオープンをする数年前には、小型の室内犬を飼っておりました。
犬を連れていると、買い物や飲食にやはり制限があることも実感していました。
大好きなペットは犬でもネコでも、どんな動物でも家族同然。
当時、ペットと一緒にお店に入ってお茶したり、のんびりするって自分にとってもとても憧れでもあったと思います。
だから当店は、オープンした当初から「ペット同伴OK!!」のお店なのです。
ペットをお連れのお客様にも、他のお客様と同様に大好きなペットと一緒に楽しく過ごしていただきたい・・・それが当店の正直な願い(夢?)でした。ですから、本来ペットとご一緒のお客様は当店にとって喜ばしいことなのです。
ですが・・・
ペット同伴のお店を、考え直さなくてはいけない時期になったのかもしれません。
当店は飲食店ですから、いかに家族同然であってもペットが店内を自由に歩き回られては困るのです。他のお客様には動物が苦手な方だっておられます。お食事の最中にそそうをされても困ります。看板猫のちー子に吠え付かれても困ります・・・。
ある日のちー子は、お店においでになったお客様のワンちゃんに吠え付かれ、店主が見たこともないような血相で自分のねぐらへ飛ぶように逃げ隠れ、ワンちゃんが帰られてからもしばらくお店に出てくることはありませんでした。
その以前には吠えられることがなかったため、ワンちゃんがいても普通に過ごしていたちー子だったのです。
野良だったちー子は、カラスと犬が大の苦手。
きっと野良だったころの怖いトラウマがあるのでしょう。
久しぶり?に犬に吠え付かれ、可愛そうに過去の怖い思い出がよみがえったのかもしれません。
ちー子のためにもペット同伴可を考え直さなければいけない時期になったのでしょうか・・・。
でも、でも。
やはり、「ペットを飼う」或いは「ペット同伴で何らかのお店に入る」ということは、すべての飼い主様に「責任」があることを自覚していただきたいなというのが店主の正直な気持ちです。
そこでカフェ谷地坂として、ペット同伴でお店に入ることを考えておられるお客様へご提案!
簡単な約束事です^^;(ワンちゃん対象が中心ですが・・・)
1、ワンちゃんの首輪とハーネスは絶対につける。猫ちゃん等はご持参ケージに入れる。
2、店内に入ったら自由に歩き回らせず、必ず抱っこする。
自由にすると粗相をするそうです。獣医さんからもそう聞いています。動物病院でも自由に歩
き回らせていませんね。
3、万が一粗相をした場合は、当たり前ですが飼い主様がきちんと後始末をする。
飲食店に入った場合は特にお忘れなく。(あらかじめ散歩をして、うんちやおしっこをさせて
おくということが大切なのだと思います。)
4、普段からむやみに吠えない、吠えさせないしつけをしておく。
しつけというのは大切なこと。飼い主様がしつけ方がわからない場合、きちんとしつけ訓練を
受けさせるか、しつけ訓練に明るい方の指導を仰ぐことが大切だと思います。
5、動物は人間ではありません。過信は禁物。
よくハーネスをつけずに犬を連れた飼い主様が「うちの子はかみついたりしません。だいじょ
うぶですよ。」と言うのを聞くことがあります。どこにその保証があるのでしょう??
そんなの飼い主の独りよがりだと思います。
動物に恐怖心を持っている相手からすると、怖いものは怖いのです。まして動物には言葉は通
じません。時に本能が目覚めることもあるかもしれません。それを止めることってたとえ飼い
主だとしても難しいことと思います。家族同然のペットでも、そういう可能性があることを、
飼い主として自覚する必要があるのではないでしょうか。
厳しい表現で申し訳ありませんが、「ペット同伴で行動する」ということは、『ペットに人間社会のルールを守らせること』だと、飼い主様がその責任を自覚しなければならないことなのだと思います。
そうしないと、ペット同伴可のお店はどんどん減っていくのではないでしょうか?
カフェ谷地坂は、飼い主様の良識とご自覚を信じ、もうすこし様子を見たいと思います。
地震と停電の日々
函館山の地盤に守られた当店は、少しくらいの地震が来てもほとんど揺れを感じません。
その日9月6日早朝だって、「あ、揺れてる。でも大した揺れじゃないな。」と、一度目を覚ましたものの、揺れが収まるとそのまま2度寝してしまいました。
少したって、何となく違和感を感じて目を覚ます・・・。
いつもの自分の寝室には、電気器具のLEDやら電気置時計の文字盤。そんなようなものが部屋を照らしていて、真っ暗になることはないのです。でも、まっくら・・・・え?て、て、停電?
慌てて飛び起きて、窓の外を見ると漆黒の闇が広がっていました。
当店の窓から見える風景は、普段は夜であっても美しい自慢の風景。それが今は、信号機は止まっていてどこにあるか見えないし、街頭も一つとしてついていない。雨が降っていたせいもあって、空にも星の光はない。あたり一面が本当の暗闇・・・。こんな景色を見たのは自分が子供のころ、台風やらで停電して以来。半世紀も前の状態と同じでした。
朝になっても電気は復旧せず、「たしかここにあったよな~」と、ごそごそと物入の奥から災害時の手動発電式懐中電灯&ラジオを探し出す。
ハンドルをぐるぐる回してラジオをかけ、何が起こったのか情報を取り出してみてびっくり。
発電所のある厚真町が被害を受けたため、全道的に停電???!!!!!
しかも全面復旧まで、一週間はかかるという・・・・うっそ~~~;;
「うわ~~~~。冷蔵庫や冷凍庫の食材・・・どうしよう・・・・」
一応お店ですので、営業するための食材を冷蔵庫や冷凍庫で保管していました。電気が通らなければ、それらは恐らくここ一両日中に使い物にならなくなるだろう・・・・だ、大損害・・・;;
当然、この日の営業は難しく、ご予約をいただいていたお客様に連絡をしようとするも、家電話は通じない・・・・。スマホも中継局でも停電したのか圏外・・・あれこれやってみるも電池はどんどんすり減っていくばかりで収穫なし・・・。
停電のときって、こんなに静かだったんだ。
普段ならテレビやラジオの音、ご近所さんの笑い声、車が走る音・・・いろいろな街の音が聞こえるはずなのに、今聞こえてくるのは、小鳥のさえずりや遠くで鳴いているセミの声。
しーんと静まり返ったこの町。
電気のない生活が、普段とは違ってくるって当たり前に知ってはいるけれど、それがいざ現実になるとつらいものだ。「テレビもねぇ、明かりもねえ、パソコンもねえ、音楽もねえ・・・」
吉幾三さんの歌の歌詞がちらりと脳裏をよぎったのでした。
二日目も真っ暗な朝と、無音の昼間、やることがない・できない時間がむなしく過ぎていく。
冷蔵庫を極力開けないようにしてきたが、冷蔵能力がなければどんどん庫内温度は上がっていく。食材が腐る前に自分たちで食べちゃうしかない。
同じような食材ばかりだが、贅沢言っていられない。もうもったいないから食べる!!
太ってもしょうがない! ダイエットを意識している奥さんも、覚悟を決めたのか食べる食べる。
・・・地震で被災?したはずなのに、太る人って珍しいかも・・・。
夜になると、ぱらぱらと市街地に明かりが見えてくる。
「あ~、あのあたりの町、停電が解消された!!」じきにこのお店も電気が付くだろう!
心の中にもわずかな明かりがともった瞬間だった。
窓辺に座って、街の様子をじーっと見る・・・。
・・・え?そっちの町、電気ついた。うちはまだだよ。
・・・え?こんどはあっち?うちはまだつかないよ。
あ、すぐそこの隣町に電気が通じた!・・・うちは??
まわりの町がじわじわと明るくなっているのに、なぜかうちはまだつかない。
手動発電ラジオでも「だんだん停電が解消されています。電気が通じた町は次の通りです。・・・」たくさんの町名が読み上げられるのに、「谷地頭」という町名は依然として出てこない・・・・・悄然
函館のはずれにあるから眺望もいい当店。だけどこんないざというときは、なんでも後回しにされてしまうのだろうか・・・・
停電解消は明日だろうか・・・・と、半ばあきらめムードが漂ったその時!!
なんの前触れもなく、部屋の明かりがぱぁっとつく!
夜8時過ぎのことでした。
電気がついて周りを見回すと、停電中にお世話になった手動発電式ラジオや、電池の切れかかったスマホ、食べきれなかった食材、なぜか非常食・・・そんな品々が、いとおしく置かれてあったのでした。
「お世話になったね、ありがとう。」思わず、そう心の中でつぶやいてしまいました。
虫と秋と台風と
先日、お客様でにぎわうお昼の時間帯の店内に、大きな一匹の飛ぶ虫が侵入したのです!
ぶんぶんと大きな羽音を立てて飛び回る、体長4,5㎝はあろうかと思われる大きめの虫。
厨房にいた店主は、お客様の悲鳴に気づき一目散に現場へ@@
見ると大きなウマアブが、店内を我が物顔で飛び回っていたのです!
どうやら開きっぱなしになってしまっていた入り口から侵入したらしい・・・。
しかもその時間は、ちー子が眠りから覚めていてお客様を和ませていたひと時だったのでした。
お客様の悲鳴とともに駆け付けた店主ですが・・・
でも、さすが、そこは猫。
アブに向かって両手・・・いや、両前足を振り上げ、後ろ足で立ち上がってアブに向かって何度も猫パンチ!!!店主から見ていても、こんな野生に近いちー子の姿を見るのは久しぶり!
立ち上がって、時にはジャンプして前足を振り回してアブを狙う・・・なんと本能丸出しのちー子@@ でも、どこかぎこちなくてパンチがかわいらしいちー子^^。
残念ながらアブはちー子の「必殺猫パンチ」を交わしながら、相変わらずの我が物顔で飛び回っていましたが、アブに向かって何度もパンチを繰り出すちー子に、いつしかお客様から「がんばれー!!ちー子!!」「がんばれー!!」と、大声援が沸き起こっておりました。
店内がまるでなでしこジャパンへの応援みたいに、ちー子への声援で一つになったのでした!!(オーバーかもしれませんが^^;)
「こりゃいけない!」っと、熱くなった店主は急いで殺虫剤を取りに行き、すぐさまアブ退治をしようと店舗に戻ると、アブの姿はどこかへ隠れてしまっていました。
お客様に伺うと、一人の女性のお客様が「そこ・・そこ・・・。」と指をさしてくださいました。
吹き抜けの窓辺にとまった大きなアブ。発見です。
実は私は子供のころから昆虫が大好きで、アブくんともよく遊んだものです。
だから私はアブなんか平気。ハチと違って針で刺すことはないので、指ではじき飛ばして気を失わせ、翅をつかんで外へ出してしまいました。
すると・・・なんと、アブを追い出した勇敢な(?)店主に、お客様から拍手喝采@@
「ちー子ちゃんよりすごい!!!」と、お褒めの言葉さえいただきました!!
「うわ~^^;私、ちー子より人気?? いや~、それほどでも^^;」
そんな大きな勘違いをしながら、店内を後にして厨房へ戻りました。
昔からの経験で、ウマアブって晩夏から秋にかけてたくさん出てくるような気がします。
これから秋に向かって、台風もたくさん襲来するような気がします。
「台風がまた日本列島を縦断・・・」そんなニュースを聞くたびに、もうこれ以上、自然災害に苦しめられる人がないように、アブを逃がしてやりながら心から願う店主でした。
このブログをお読みのそこのあなた・・・手伝っていただけませんか?
今日は土曜日・・・。2週間にもわたる店舗外装工事も始まりました。
足場やスクリーンで景観が望めない当店ですが、それでもいつもの土曜日のようにたくさんのお客様においでいただきました^^本当にありがとうございます。
従って、いつものように・・・店主と奥さんはてんてこまい。
ホールをお手伝いしていただければ、こんなにもお客様をお待たせすることはないのに・・・。
そうなんです。やっぱり年寄り二人のキャパを超えているんです。
アルバイトさんを募集するチラシを店頭に貼ったり置いたりしているのですが、そのチラシはどんどん減るのに、一向にどなた様からもご連絡をいただけないのです。
「うわ~、忙しそう。ここでバイトなんてムリ@@;」とか、「うわ~、店主の顔やば~い」なんて思われているのでしょうか・・・・・。
少しでもご興味をお持ちの・・・このブログをお読みの・・・そこのあなた。
どうでしょう?お手伝いいただけませんか?
ご連絡をお待ちしております。
ちー子に会いに来てくださるお客様へ
以前からではありますが、最近特にちー子に会いに来てくださるお客様が増えました^^
ちー子が多くのお客様に愛され、可愛がっていただけるってのは、まさに飼い主冥利につきるってもんです。
泥だらけで傷だらけだったあの野良の子猫。
今じゃ押しも押されもせぬ(?)当店の看板猫兼招き猫!
うれしいじゃありませんか^^
でも、残念なことがひとつ。
そもそも猫は1日に20時間くらい眠る動物だそうで・・・しかも元をただせば夜行性。つまりちー子も昼間に寝ている時間が相当長いのです。
したがってお客様がちー子に会いにわざわざいらしても、ちー子が寝ていて会えないことも多いのです。
「会えなくて残念でした・・・」と言い残されて、寂しそうにお帰りになるお客様を見ると、店主としてはちー子を起こして連れてきたくなるのです。でも、ぐっすり眠っているのを叩き起こされる辛さって店主にだってよくわかります。
毎回そうやって起こされていたら、寝不足になる上ストレスもたまることでしょう。たまったストレスの先には、病気や短命が待っていることでしょう…。ちー子には元気に長生きしてほしいのです。
だからお客様には申し訳ないのですが、あえてちー子を起こしにはいかないのです。
願わくば、お客様がちー子に会いに来てくださったとき、ちー子が起きていればいいなと・・・いつも思うのです。
そこで「耳寄り情報」ってわけでもないですが、ちー子の生活リズムを少々お知らせいたします。
朝の時間帯。飼い主が起きたあとゆっくりと起きてきて、8時ころには朝ご飯を食べたり、窓から外を見たりして過ごしますが、食べると眠くなるらしいです。何ともうらやましい暮らしです。
11時を過ぎるとお昼ご飯を食べ、満腹になると間もなく眠ってしまいます。
当店は開店が11時ですから、その時間帯にいらしたお客様は、今まさに布団に入ろうとしているちー子に出会うこともあります。
午後2時半頃。
ちー子はやおら起きてきます。多分小腹がすき、おやつが欲しくて起きてくるのでしょう。
店舗に来ても体が小さい上、床の色と同系色なので周囲に気が付かれないことも。そんなときはちゃんと「にゃぁあああ」とアピールしてくれます。
おやつにありつけたり、お客様に可愛がっていただけると午後4時ころまで起きていますが、そうでないとやがてまた寝てしまいます。
この時間帯は、ちー子に会える確率が非常に高いです。
雨の日のこの時間帯は特に、お客様も少なくちー子を独り占め?する絶好のチャンスといえるでしょう。
夜になると、ちー子は仕事が終わって椅子に座っている飼い主の膝に上がり、丸くなってまどろみます。これがものすごく暑くて、冬はいいが夏はたまったもんじゃありません。
さらに言われてもいないのに、店主の鼻にちゅ~しにきておやつをねだります。顔をそらしてもおやつをもらえるまでしつこく店主の鼻を追い回します。
やがて店主が寝る時刻になると、自分の寝床や飼い主の布団など、そのときの気分でねぐらを変えて眠りにつきます。
ちー子に会うためには、午後2時半を目安にご来店いただけるとよいかと思います。でも、何分ちー子にも「よく眠れなかった」とか「朝早く起きすぎた」など、いろいろあると思いますので、もしこの時間帯においで下さっても会えなかったとしたら、その時はごめんなさいね。
どなたか手伝ってくださぁ~い!!
先日、当店に地方情報紙の取材依頼が来ました。「絶景のカフェ特集」ということで、当店をインタビュー^^。やがてこの情報誌、今月15日に発行され駅や商店などに置かれたのです。
この日以来、情報誌をお読みになった大勢のお客様においでいただき、うれしい悲鳴の毎日となりました。
しかし・・・私たち年寄り二人で営むこの小さなカフェ。
お昼の時間帯になると、「うれしい悲鳴」は「叫び」に変わるのです。
メインで料理を作る奥さんは、厨房から出ることができないくらい多くの料理を、次から次へと汗だくで作りまくり。店主の私は、デザートと飲み物、ピザなど自分の担当料理を作りながらいらしたお客様に応対し、出来上がった料理を配膳し、空いた食器を下げてくる。もちろんお会計もやるし電話対応も。その結果、お客様をお待たせすることも多くなりがち・・・
恥ずかしながら、お客様から「いいんですよ^^のんびり待っていますから。」と優しいお声をかけていただくことも・・・。
「年寄り二人のキャパシティを超えているのでは・・・?」と、遅まきながら、やっと最近思い始めたのでした。
奥さんとどうしたものかと相談した結果、やはり「どなたかにお手伝いをお願いしましょう」ということにたどり着いたのです。
ということで、特に多忙となる土日だけアルバイトさんを募集する運びとなりました。
ご興味がおありの方は、このホームページの「求人情報」をご覧ください。
函館マラソンの朝
この季節になると、函館には霧が襲い掛かります。海からやってきた生き物のような霧は、雲海のように街を埋め尽くし、幻想的な光景が当店の窓の外に広がります。
この霧は、やがて函館市中心部に迫り、街をほとんど覆ってしまいます。
雄大なこの光景。
晴れの日が魅力といわれがちな当店ですが、実はこのようなウェットな時期がまたいいのです。
雄大な景色を背景に窓ガラスを伝う雨のしずくを目で追いながら、もの想いにふける時間っていうのもまたいいものです。
函館マラソン
当店から7月1日に行われた函館マラソンの折り返し地点が臨めます。双眼鏡を覗くと、ランナーの皆さんお一人お一人のお顔が拝見できるのです。
残念ながら、この日はあいにくの雨模様。
まあ、カンカン照りよりは少しマシなのかもしれませんが、青柳町からのあの長い下り坂を下り、折り返すとすぐに戻っていく上り坂。過酷な環境でのランニングになったと思います。
ランナーの皆様、応援の方々、関係者の皆様には、本当にお疲れさまでした。
ある日の視線
今日は雨・・・。
西日本の大雨で、多くの方々が犠牲になった悲しいニュースが聞かれます。崖っぷちに立つ当店だって他人事じゃありません。(あ、経済的にもそうですが、ここではあくまで立地条件のことです^^;当店は崖の上に立っています)
心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。
本当に恐ろしくて悲しい災害です。
うちのようなカフェは、雨の日はお客様もまばら。そりゃそうですよ。だって当店は、函館のはずれなのに加え、自慢の景色も雨ではあまり遠くまで見渡せません。(自虐??)
窓に伝う雨のしずくごしの風景を楽しみながら、そしてBGMにジャズなど聴きながら物思いにふけるというシチュエーションならいざ知らず・・・。
でも、このような雨の日は、ちー子が眠ってさえいなければ、彼女とマンツーマンの濃い触れ合いを求めるのに、すいている分最高の条件の日なのですがね^^。
そんな今日の午後。
あるお一人様のお客様がお見えでした。
お若い女性のお客様でした。
笑顔の素敵な、とってもかわいらしい女性でした。
お昼時だったので少し混み合ってはおりましたが、景色が見渡せるカウンターの片隅にお座りになり、そっと昼食をご注文されました。
その後、お昼を召し上がりながら雨に曇る函館の風景をご覧になったり、スマホをご覧になったりしてお過ごしだったようです。
やがてお代金をお支払いになって、店を後にされました。
お客様のテーブルを片付けたあと数分後、店主は、お店の入り口に立てかけてある看板が雨風にさらされて倒れていないかをお店の入り口まで見に行ったのです。
するとびっくり。
先ほどのそのお若い女性のお客様がよほどご興味をお持ちだったのでしょう、入り口のところに飾ってあったドライフラワーアレンジメントを、お顔を近づけてしっかりとご覧になっているお姿が目に飛び込んでまいりました。
店主に気づいたそのお客様は、ちょっと恥ずかしそうに「すみません。あまりに素敵なので、つい見入ってしまいました。」と言い残し、雨の中ふわりと傘を開くと、優しい笑顔を残してお帰りになりました。
「ずっとご覧になっていて構いませんのに・・・・」とう言いそびれた店主は、お客様がご覧になっていたアレンジメントに目をやりました。
それは、うちの奥さんの長年の友人の作品。私たちの記念日や喜びの日に、もちろん当店の開店のお祝いにも彼女から心を込めてプレゼントされたもの。
いつも私たちを応援してくださり、お店にも来てくださって、素敵なアレンジメントをたくさん制作して、そして大切なそれらをプレゼントしてくださったかけがえのない友人。
お店の忙しさから、すっかり失礼をしてしまっていたと改めて反省しながら、感慨深くもう一度見つめなおしたアレンジメント。ほっこり暖かさと友人の笑顔が浮かんできます。
そのアレンジメントに目を止めて下さったお客様に改めて感謝しながら、皆様にもご覧いただきたくてブログにアップさせていただきました。
^^どうです素敵でしょう!!
外の世界・・・
珍しくちー子があまり上らない高いところにある窓のさんに座って、外をじっと見つめていました。
ちー子の視線を追うと、その先にはやせた野良猫がお隣の家の小屋根に上って、日向でのんびりと居眠りをしている様子が。(見えますか?こちらに背中を見せて寝ています。)
かつてはこの野良猫と同様な暮らしをしていたちー子。もう覚えてはいないでしょうね。
トラウマがあるのか、今でも抱っこをして外へ出ても外の世界を怖がるちー子。
相当怖い思いをしたのだろう、かわいそうに。
だけど、時間になるときちんとご飯にありつけて、外敵に襲われることもない。
たまに見上げるほど大きな人間が猫じゃらしで遊んでくれる今の暮らし。
時々この店の女主人が、しつこく抱きしめてくるのを我慢させられるが、飢えも寒さもない、穏やかだけれどこの単調な日々。
ちー子は、外へ出て思い切り友達と遊びたいのだろうか。
「君がうらやましいよ。私なんてかごの鳥みたいなものよ。」と目で訴えているのだろうか。
それとも、ガラス越しのこの見知らぬ友達に、「こっちの世界においで。つらいことなんてないよ。」と伝えたいのだろうか。
ガラスを隔てた、外側と内側の世界。
じっと見つめあう、2匹の猫。
ちー子が言葉を話すことができたら、聞いてみたいところだな。
函館マラソンが見える!!
明日7月1日(日)は「函館マラソン」の日。
当店から見える市電谷地頭電停は、マラソンの折り返し地点。そのため、当店の窓からは午前10時半ごろからマラソン選手の皆さんが青柳町から坂を下って折り返し、また戻っていく様子が見られます。やや遠景となるため、それはまるで蟻の行列のように!(表現が失礼ですね。ごめんなさいm(__)m)
でも、でも、双眼鏡ごしにその景色を見ると、選手お一人お一人のお顔がはっきり!お知り合いが選手におられる方は、当店でじっくり眺められるのもいいかもしれません。
このような景観は、マラソンだけじゃありません。ゴールデンウィークの「こどもの日」には、多くの車が出て函館公園の「こどものくに」へお運びになる方々も見られます。
お正月は初もうでのお客様で、車のヘッドライトがなが~く続きます。(すみません。当店はお休みです・・・)
このようなとき、当店へお車でお越しになるのが大変かと存じます。
そこで裏道のご紹介!
このような日は市電の電車通りが通行規制になったりしますね。
谷地頭は電車通りから来るのが一番わかりやすい街ですが、海岸通りからですと、湾沿いに来られると簡単です。
①「サンリフレ」を過ぎたら、すぐに左折。そうすると湾沿いの道に出ます。
②そのまままっすぐ道なり。住𠮷漁港で行き止まるので右手の短い急坂をのぼり、左折。
③少し狭い道もありますが、そのまま道なりに進むと住吉グラウンドの十字路交差点にさしかかります。そこを左折。これで電車通りと並行して走ることになります。
④住吉グラウンドの交差点を左折したら、あとはひたすら突き当たるまでまっすぐ!左手はすぐに海が見えます。漁船や乾し台など漁師さんのお仕事が見えます。
④「三吉神社」という神社の鳥居に突き当たったら、右へ曲がると2本目の坂。当店の前の坂が左手に見えます。
⑤坂を上ると頂上近くの左手に当店があります。
お帰りの際にも、お望みであれば別なルートでのお帰りの道をお知らせいたしますね^^
なんだか冒険するみたいでわくわくです^^:
どうぞお気を付けてお越しくださいませ。
café谷地坂の基本姿勢
この頃、お客様がお帰りの際に「長居してしまってごめんなさい。」というお言葉を頂くことが多いのです。でも、実は当店にとって、お客様が長居してくださるのはとてもうれしいことなのです。
長くいて下さるってことは、居心地よく景色を楽しまれたりおしゃべりをしながら、当店で過ごすお時間を楽しんでいただいているということ^^ それ、うれしいんです。
これからもより多くのお客様に楽しんでいただきたいです。
また、「ちー子に会えてうれしかったです^^」、「ちー子に癒されました」、「おいしかったです^^」、「また来ます^^」などなど、当店でお過ごしになったご感想をいただくのも大変うれしいことです。
これからも、皆様にとって居心地の良いお店を目指していきたいと思っています^^
営業再開&孫が生まれました!!
1月から家族の介護のため臨時休業しておりましたが、5月19日、およそ4か月半ぶりに営業を再開することができました。当店の営業再開を心待ちにしていてくださったお客様や、新聞告知などで営業再開を知り、喜んでくださったお客様、当店ゆかりの皆々様、ご迷惑をおかけし誠に申し訳ありませんでした。
営業再開して間もなくは私自身がお店のリズムに乗り切れず、開店当初の時のようなミスを連発してしまいましたが、快くお許しくださったお客様のおかげでようやく平常を取り戻しつつあります。本当にありがとうございました。
さて、開店以来波乱万丈の当店ですが、6月10日、とてもうれしいことがありました。
私たち老夫婦に二人目の孫が生まれたのです!
遠方のためすぐには会えませんが、かわいいかわいい女の子!写真を見れば「美人だねー。母方似だ、いや父方似だ」と、祖父母バカが止まりません。あっはっは。
ちー子が床屋へ行きました^^;
開店後、あっという間の2か月間でした。
心にゆとりがなく、ブログを更新しておりませんでしたが・・・ご容赦ください。
さて、たくさんのご迷惑をおかけしたと存じますが、私たち老夫婦が切り盛りするカフェに多くのお客様においでいただき心から感謝申し上げます。
地元のケーブルテレビにも取材をいただき先月27日から放映されておりますが、番組をご覧になったといろいろな世代のお客様にご来店いただきました。
これからも、皆様に愛されるカフェを目指して努力したいと思います。ありがとうございます。
ところでうちのちー子なのですが・・・・。
臆病で普段は全然姿を見せることはないのですが、店舗へ姿を見せるようになってきました。
少しお客様に慣れたのでしょうか、カメラ目線でポーズまで取るように・・・・・・おいおい。
今は午前中は寝ていることが多く、午後2時半くらいからでしょうか。不思議と店舗に姿を見せるようになりました。
実は今日(11月1日)、彼女は床屋へ行きました。
「ちー子のSTORY」でもお知らせしておりますが、全身ほぼ灰色。シャムネコもびっくりです。
そして、なんと四肢としっぽの先を黒く残したライオンカット!
全く別な猫に変身です。あっはっは
どうぞ変身したちー子に会いにご来店くださいね^^
一週間を終えました
早いもので、もう開店して一週間が過ぎました。
一週間前と言えば開店の日。翌二日目(土曜日)には、たくさんのお客様がお昼をピークにご来店くださって、パニック状態でたくさんのミスを連発した土曜日です。
ああ・・・若干のトラウマ。
でも、一週間営業してみていろいろ学びました。手順や注文のノウハウもわかってきました。
今日ご来店くださったお客様もランチをご注文でしたが、慌てることなく無事にご対応させていただきました。
今日から薬膳食材を使った食前酒(ノンアルコール)を始めたのですが、これがなかなか好評で、お喜びいただけているみたいです。
さあ、明日は問題の土曜日。お昼の時間帯に、ランチだけでなくいろいろなご注文をいただくと思います。気合いれていこっ!!!!!
初めての休日
開店して初めての定休日です。
早起きな私が、今日はなんと朝8時に目が覚めてしまいました。
やっぱり緊張しながら慣れない仕事をするって、疲れることなんだよな・・・と思いながら、休みの一日を迎えました。
「休みの日は好きなことをするぞ~」と息巻いてはいたものの、いざ休みになってみると、考えることは店のことばかり。
「食材の買い出し行かなきゃ・・・いや日持ちを考えると明日も休みだから明日でいいか。店舗の掃除状態はどうかな・・・」などなど、頭の中は全く休みじゃありません。
しまいには、「今日は営業してもよかったなぁ。」
昨日も開店と同時に来てくださったお客様がいらっしゃって、ランチを召し上がった後、「おいしかったです。友達とまた来ます。ごちそうさま」と声をかけてくださった。
やっぱり休みでも仕事が気にかかるってのっは、この仕事に楽しさや喜びを感じているからなのだと思います。
今日と明日、しっかりと体を休めてあさってからまた頑張るぞ~^^
台風・・・
開店して4日目・・・。今日は台風が函館を直撃です。
函館市ってこれまで台風直撃は少なく、各地でみられるような大規模災害はないのですが、珍しく直撃。
どうなるかとはらはらしたけれど、それほどでもなかった。
この台風で被災された地域の皆様には、心からお見舞い申し上げます。
お客様は出足が少なくて、残念ながら今日はお客さんはいらっしゃらなかったです;;
こんな日もあるよな・・・そうだよなぁ・・・こんなカフェに台風の大雨と突風を押してでも来てくださるようなお客様なんていらっしゃるはずないよなぁ。
しょうがないので、気持ちを切り替えて、食材が切れてきた人気商品のフレンチトーストやランチの食材を今のうちに買い出しに出かけてきました。
買い物をしながら、普段の買い物をしているような自分に気が付き、いつもの生活をしたような・・・そんな気がしました。
でも、でも!
・・・・なんだろう。自分で料理をしてお客様に喜んでいただく。これって、本当に当たり前のことなんだけど、不思議な充実感があるね。頑張れば頑張った分評価される。そういう世界って自分にとって魅力だな。
さあ、また明日からがんばるぞー
開店3日目
開店してから3日目を終わりました。
なんだかもう1週間が過ぎたような、長い時間を過ごしたような気がします。
実は2日目の昨日はたくさんのお客様においでいただいて、うれしい悲鳴・・・悲鳴どころか絶叫?・・・・自分たちの力のなさに落ち込んでしまいました。
天手古舞の中だったため、せっかくお子様と一緒にピザを食べに来てくださったお客様に希望に合ったお飲み物を用意できなかったり・・・(コーヒーとか紅茶じゃなく、ジュースとかをご用意してあげられればよかった。)
一度にたくさんの注文をいただいてパニクってしまい、注文の順番を取り違えたり・・・。
ああ・・・思い出すときりがないくらいの後悔。
もしももう一度その方々においでいただけるなら、しっかりとお詫びとサービスをさせていただくのだけどなあ・・・・・
今日、3日目は台風が接近していることもあり、風が強かったため破壊されないよう安全を配慮して吊り下げ式の看板を取り外しました。傍から見たら「3日目にして開店休業??」と思われたかもしれません。
でも、あの時こうしていれば…っていう「たられば」は嫌なので、早め早めの対応。
看板はない。風は強い。注文がたくさん来るとパニくる店なんて、三連休の中日にどなたも来店してくださるはずないですよね^^;
でもそんな中で、「友達とフレンチトースト食べに来ましたー^^」と言って、来店くださるお客様がお二人いらっしゃいました。私が焼いたフレンチトーストをべた褒めしてくださって、
うれしかったです。
お客様が注文してくださった商品を、一つ一つ丁寧に作り上げてご提供させていただく。
これは当たり前なことだけど、お店で働く私たちは、絶対に大切にしなければならないことだ。
そんな風に見識をあらたかにさせてくださる大切な経験でした
開店しました!!
9月15日午前11時、Café谷地坂無事に開店いたしました。
開店とほぼ同時においでいただいたお客様をはじめ、グループでお越しの皆様、Café好きの奥様と、多くのお客様にご来店をいただきました。「ド」がつく大素人ですが、「おいしかった」との身に余るお言葉をたくさん頂戴し、誠にありがとうございました。また、不手際も多く、大変ご迷惑をおかけしました。
また、開店に際し、たくさんのお祝いやお花をいただきました。皆様、本当にありがとうございました。
ところで初日の人気メニューは、コーヒー紅茶以外の飲み物では、カプチーノが人気でした。軽食では、お昼時であったこともあり、当然谷地坂ランチが堂々の第1位。第2位はフレンチトーストでした。
ピザ好きの私としては、ピザの上位入賞を期待していたので少々残念です・・・・。
どうぞピザもご贔屓に!
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
P.S.
追伸ってこともないですが、今日のちー子について書き忘れました。
今日のちー子は、営業時間中は全然姿を見せませんでした。
ちー子は朝ご飯を食べた後、店舗の片隅で丸まって気ぜわしく働いている私たちをじっと見つめていましたが、やがてどこかへいなくなっていました。
どこへ行ったか探してみると、やっぱりいつもの場所で寝ていました。
私たちが忙しそうにしているのを見て、また来客があることを察知したのでしょうか。
・・・でもこれからずっとこうなんだから、たまには顔を見せてほしい飼い主です。
今は営業時間が終わったので、ソファに座ってグラチャンバレーを見ている私の膝上ですやすや寝ています。
今までとは少し違うんだと、猫なりにわかってくれているんですね。
秋めいてきたので・・・
北海道はすでに涼しい風が吹いています。気温25度になる日はもうほとんどありません。
空には入道雲が、巻雲に追いやられてずっと遠くの空に浮かんでいます。
今日はバジルの葉をほとんど刈り取って、ジェノベーゼソースを作りました。
出来栄えは結構いい感じ。半分は冷凍し半分はピザなどに利用します。
バジルは生命力が強いので、茎だけになっても水に差しておけば根を張ってきます。
暖かければ、それから葉がまた出てきます。
一つ心配なのは、室内に置いても北海道の冬を超えられるかなあ・・・ということ。
どなたかバジルの越冬について、お詳しい方おられませんか?
親しい方々にホームページ開設のお知らせをしました。
たくさんの方々から激励やお返事をいただき、心から感謝申し上げます。
「これでまたハードルが上がった・・・」と、オーナーはびびって(?)おりましたが、それでも意欲満々な様子です。
ちー子は相変わらず、食っちゃ寝の毎日を過ごしています。
・・・ああ、ネコはお気楽でいいなぁ。
はじめまして。
Café谷地坂は9月15日にオープンします。
お店を出すことは、オーナーの長年の夢でした。
でも・・・何しろお店を出すのは初めてのことなので、準備が大変。
オープンの日に間に合わせるべく、大わらわで日々頑張っています。
このホームページのトップに出てくる写真は、すべて当店で写したものばかり。
函館の美しい景色やユーモラスなちー子の表情をお楽しみいただければ幸いです。
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